今月の一品

2020年7月

歌川国芳「桃太郎」

歌川国芳「桃太郎」
(うたがわくによし ももたろう)

歌川国芳「桃太郎」
大判錦絵
天保(1830~1844)末期頃
2020年6月23日(火)から2020年7月26日(日)まで
うきよえどうぶつ展にて展示

作品解説

児童文学の定番、桃太郎。
江戸時代においても、子供向け絵本としてたびたび出版され、広く親しまれました。また、絵本での桃太郎人気に端を発して、浮世絵にも描かれるようになります。
桃太郎は、鬼退治で得た戦利品である隠れ蓑・隠れ笠(着用すれば姿を隠すことができるという蓑と笠。欲しいですね…)、打ち出のこづち、延命袋(宝の袋)を前に、祝いの盃を手にしています。

ポイント

本展は、特別展示「やきものどうぶつ展」に関連させた企画ですので、絵の中のやきものにも注目してみましょう。
犬が桃太郎にお酌をしていますね。染付の徳利は、植物をモチーフにした図柄のようです。
青色が爽やかな染付の器は、有田や瀬戸で作られ、江戸の地でも流通していました。この作品に限らず、さまざまな浮世絵の中に描かれています。

ポイント