今月の一品

2020年1月

鬼萩窯変割高台茶碗

鬼萩窯変割高台茶碗
(おにはぎようへんわりこうだいちゃわん)

三輪壽雪(11代休雪)
鬼萩窯変割高台茶碗
2006年
2020年1月21日(火)から2020年4月12日(日)まで
萩焼 三輪壽雪の茶陶にて展示

作品解説

三輪壽雪(本名節夫)は1910年に萩焼の伝統ある三輪家に生まれ、1983年には十一代三輪休雪として「萩焼」の重要無形文化財(人間国宝)の保持者に認定されました。 本作品は壽雪が90歳を超えた後に作られたもので、「鬼萩」と呼ばれる、粗粒を混ぜた荒々しい胎土の上に、壽雪が兄・休和と作り出した「休雪白」の白釉が掛けられています。底部分の高台は、裏面からみると十文字に削られた「割高台」という形状をしています。

ポイント

鬼萩の持つ荒々しい素地と、休雪白の柔らかな白色が、絶妙に調和した景色を生み出しています。高く削られた高台も、碗の景色や造形とのバランスを崩さない、あらゆる要素が組み合った見る人を飽きさせない名品です。

ポイント