特別展示

日本の美に魅せられた巴里
フランス印象派の陶磁器
ジャポニスムの成熟
1866-1886

2013年10月8日(火)~11月24日(日)

休館日 月曜日(10月14日と11月4日は開館)
開館時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)

観覧料 一般 1,000円(800円)
70歳以上の方・学生 800円(600円)

*展覧会を何度もご覧いただける、お得な「リピーターパス」(一般1,500円、70歳以上の方・学生1,000円)を美術館受付にて販売します。

*( )内は前売りおよび20名以上の団体料金です。
なお、18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する生徒は無料です。

*普通展示をご覧になる場合、別途観覧料が必要です。

*前売り券はローソンチケットおよび県内プレイガイドでお求めになれます。

前売り券取扱所

主催 印象派陶磁器展萩実行委員会
・山口県立萩美術館・浦上記念館
・読売新聞社
・KRY山口放送
協力 エールフランス航空

【企画協力】アート・インプレッション
後援 フランス大使館
山口県教育委員会
萩市
山口日仏協会

[展覧会について]

印象派の画家たちが、伝統や古典主義から離脱し、キャンバスの上で果敢に新たな絵画へ挑んだように、陶芸の世界においても伝統と決別した主題に取り組み、新しい技術やジャポニスムからの発想を生かすなど、近代性を取り入れた革新的な陶磁器が作られました。


1874年4月の第1回印象派展出品作家で銅版画家のフェリックス・ブラックモンも、黎明期のジャポニザンで、早くから日本版画の花鳥図などに着想を得て制作していました。
やがて、華やかなリモージュ磁器で知られるアビランド社の経営者で、日本美術の収集でも知られたシャルル・アビランドと出会い、同社のパリに設立された工房の美術監督として迎え入れられると、ジャポニスムのモチーフなどを生かした伝統に捉われないデザインで才能を発揮しました。


歴代継承されてきましたアビランド社の由緒あるコレクションから、陶磁器作品約120点と関連する版画作品やドローイング約30点を出品する本展覧会は、印象派時代の陶磁器が日本で系統的に紹介される初めての機会です。
19世紀後半のフランスが憧れた東洋や日本の美術が色濃く反映されたテーブルウェアや陶芸作品を初めとして、印象派スタイルの絵付けをした陶磁器をご覧いただきます。
これらは、浮世絵からモチーフを転用するだけでなく、フランスの収集家が所蔵した多くの日本の施釉陶器や焼締陶器なども制作の着想源となっており、フランスにおいてジャポニスムが豊かに成熟していたことを私たちに教えてくれます。

特別展「フランス印象派の陶磁器 ジャポニスムの成熟 1866-1886」ちらし

バルボティーヌ 薔薇図花瓶 アビランド社 オートゥイユ工房(意匠:ジュール・アベール) 1876-1883年 A.&T.ダルビス蔵
バルボティーヌ 薔薇図花瓶

アビランド社 オートゥイユ工房

(意匠:ジュール・アベール)

1876-1883年

A.&T.ダルビス蔵

《ルソー》シリーズ 赤魚に雀図皿 クレイユ・エ・モントロー陶器工場(意匠:フェリックス・ブラックモン) 1867年 Y.& L.ダルビス蔵
《ルソー》シリーズ 赤魚に雀図皿

クレイユ・エ・モントロー陶器工場

(意匠:フェリックス・ブラックモン)

1867年

Y.&L.ダルビス蔵

《パリの花》シリーズ 軍配形竹花文皿 アビランド社(リモージュ) (意匠:ジラルダン、アルベール・ダムース) 1883年 Y.&L.ダルビス蔵
《パリの花》シリーズ 軍配形竹花文皿

アビランド社(リモージュ)

(意匠:ジラルダン、アルベール・ダムース)

1883年

Y.&L.ダルビス蔵

[関連イベントのご案内]

※都合により中止または内容を変更する場合があります。

記念講演会
『フランス印象派の陶磁器~日本の美がフランスの陶磁器を彩った』

講師 三浦 弘子 氏 (本展監修者、滋賀県立陶芸の森陶芸館主任学芸員)
日時 10月12日(土)
14:00~15:30
場所 講座室
参加費 聴講無料(どなたでもご参加いただけます)
定員 座席数84席(当日受付先着順)

記念講演会
『ジャポニスムの一断面 -ルソーの食器と日本版画-』

講師 大久保 純一 氏 (国立歴史民俗博物館教授)
日時 10月26日(土)
14:00~15:30
場所 講座室
参加費 聴講無料(どなたでもご参加いただけます)
定員 座席数84席(当日受付先着順)

特別展「フランス印象派の陶磁器 ジャポニスムの成熟 1866-1886」
ギャラリー・ツアー

担当学芸員による作品解説です

※ご参加には観覧券が必要です

日時 毎週日曜日(ただし10月20日は除く)
11:00~12:00
場所 本館2階(直接展示室までお越しください)

フランス茶菓を愉しむ
『サロン・ド・テ・ダン・ル・ミュゼ』

アビランド社<マダム ルソワ>の椀皿でフランス茶菓を愉しむ午後のひととき

講師 木原 純子 氏 (ティーアドバイザー、テ・ラ・ヴィ主宰)
日時 ①11月2日(土)、②11月23日(土)
いずれも14:00~15:30
参加費 2500円
定員 各回16名(受付先着順)
応募方法 ※終了しました

『田中雅弘チェロコンサート』

山口県防府市出身、東京都交響楽団の主席チェロ奏者である、田中雅弘さんの美しいチェロの音色をピアノ伴奏と併せてお楽しみいただけるコンサートです。

19世紀ヨーロッパ、印象派の時代を生きた、サン=サーンスやエルガーなどの演奏をご堪能ください。

日時 11月9日(土)
11:00~12:00
場所 エントランスロビー
参加費 無料(どなたでもご参加いただけます)
定員 100人程度
応募方法 事前のお申し込みは不要です(直接会場へお越しください)


[田中雅弘(たなかまさひろ) 略歴]
山口県防府市出身。東京藝術大学付属高校を経て、1978年同大学入学。
1980年、第1回霧島国際音楽祭に東京ブラームス・クァルテットのメンバーとして参加。ダニール・シャフランに師事する。
霧島国際音楽祭賞受賞。
1981年、安宅賞受賞。1988年、第52回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位。
1986年、第9回ガスパル・カサド国際チェロ・コンクール第3位。ユーゴスラビアにて、恩師ダニール・シャフラン氏の代理でリサイタルを行い、その模様は国営放送テレビにも放送され好評を博す。 NHK 交響楽団とチャイコフスキーの「ロココ風主題による変奏曲」を共演。第9回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部門ファイナリスト・ディプロマ賞受賞。
10月、東京都交響楽団(指揮: オッコ・カム)と共演、絶賛を博す。
1991年、NHK-FMリサイタルに出演。同年、東京都交響楽団(指揮・大野和士)とドヴォルザーク「チェロ協奏曲」を共演。
平成15年山口県芸術文化振興奨励賞受賞。
現在、霧島国際音楽祭企画委員、防府音楽祭音楽監督、東京都交響楽団ソロ首席奏者。


[主催]
山口県立萩美術館・浦上記念館 指定管理者 サントリーパブリシティサービス㈱


[企画協力]
シンフォニア岩国 指定管理者 サントリーパブリシティサービスグループ


[お問合せ先]
〒758-0074 山口県萩市平安古586-1
山口県立萩美術館・浦上記念館
TEL:0838-24-2400 FAX:0838-24-2401

クラシック音楽講座
『フランス印象派の名曲巡り』

19世紀後半のフランスでは、美術界だけでなく、クラシック音楽の世界でもドビュッシーやラヴェルといった作曲家が活躍し、印象派作品やジャポニスムに影響を受けた作品が数多く生まれました。

この音楽講座では、音楽家たちの様々なエピソードを交えながら、選りすぐりのフランス音楽をご紹介します。当時の芸術家にまつわるエピソードや、楽譜やLPジャケットなど珍しい資料を多数ご用意しています。

講師 重杉 彰 氏 (音楽イベントプロデューサー)
日時 11月16日(土)
14:00~15:30
場所 講座室
※生演奏はありません。CDによる曲紹介となります。
参加費 聴講無料(どなたでもご参加いただけます)
定員 座席数84席(当日受付先着順)

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